日中友好コンサート

　　　中国語教室仲間の方から教えていただいた「日中友好コンサート」へ行ってきました。会場の横浜山手中華学校体育館が人で溢れて、立ち見をされた方も大勢いらっしゃいました。演奏者の方々が観客と同じフロアーだった（普通はステージの上）事もあって、とても和やかな雰囲気で、楽しい音楽会でした。　以下は神奈川新聞社の記事を転載させて戴きました。

　　　神奈川フィルハーモニー管弦楽団による「日中友好コンサート」が２１日、横浜市中区の横浜山手中華学校で開かれた。　沖縄県・尖閣諸島の領有権をめぐり日中関係が冷え込む中、地域から交流を促そうと、県や横浜華僑総会などが企画。　市民ら約８００人が訪れ、華やかなクラシック音楽を楽しんだ。
　　　演奏会は、神奈川フィルが中国・広東省で２０日から計画していた海外公演の延期に伴う代替え案として実施。　県が「こんな時こそ草の根の文化交流を」と提案し、横浜華僑総会が快諾した。
　　　この日のあいさつで、華僑総会の謝成發（しゃせいはつ）会長は「今年は日中友好４０周年の節目。　これからも中国と日本が力を合わせて頑張っていきたい」。　黒岩祐治知事は　「日本と中国が素晴らしい関係を築いていく原点を確認してほしい」　と話し、コンサートを通じた交流の深化に期待を寄せた。
　　　オーケストラは、金聖響さんの指揮でメンデルスゾーンの「結婚行進曲」や中国のヒット曲「夜来香（イエライシャン）」などを披露。　王淑麗（ワンスーリ）さんによる中国の民族楽器「二胡」の演奏や横浜市立みなと総合高校吹奏楽部との共演もあり、会場は大きな拍手に包まれた。