パパ・ママの語源は中国語?
中国語教室での授業中に、お父さん・お母さんを爸爸・妈妈(パーパ・マーマ)と呼ぶのは
何歳くらいまでかとの質問が出ました。 というのは、爸爸・妈妈は子供用語だからです。 講師
の答では成人する前までだそうで、成人は自分の親に対しては爸・妈(パ・マ)と呼ぶとのことで
した。
続いて関連質問が有り、爸爸・妈妈は欧米から入った外来語かと講師に尋ねたところ、『爸』 と
か『妈』 の文字は2,000年前に書かれた書物に既に出ているとのことでした。 爸爸・妈妈は、
てっきり文化大革命の折に簡体字・ピンイン(中国語のローマ字表記)の導入と時を同じくしてア
メリカから輸入したものと思い込んでいたので、飛び上がるくらい驚きました。 講師の話が本当
なら、パパ・ママは中国を本家として西へ伝わっていったのだろうと思われます。 英語で日本を
ジャパンというのは、中国語で日本を「ジーベン」という(厳密には多少違いますが)のを聞いた
ヨーロッパ人が「ジパング」 と聞き取り、これが訛って英語では 「ジャパン」 になったとの説が
有るので、多分同じようなルートで伝わったのだろうと勝手に解釈しています。
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