win8.1でピンインを表記
10月26日にマイクロソフト社によって、windows8.1へと強制的にアップデートさせられ、中
国語ピンインの声調記号付き母音の入力ができなくなりました。 しかし、出来なくなったでは
済まされないので代替え手段を探しました。 その結果、運好く一つの方法が見付かったので
紹介します。
見付かった一つの方法は、word のルビ(フリガナ)機能を使うものです。 今年2014年8月
頃になされた win8.1 の更新プログラムによって、word2013 の、中国語に対するルビ機能が完
成の域に達したようで、それまで出来なかったフリガナの自動付与が可能になった他に、「不」と
「一」の声調変化も正しく対応出来るようになったようです。 即ち、
「不」 : 「不过我不知道。」 に対して、「bú guò wǒ bù zhī dào」
「一」 : 「一点」、「一下」、「第一次」 に対して
それぞれ、「yìdiǎn」、「yíxià」、「dìyīcì」
といった具合に正しい声調記号が自動的に付くようになりました。 そのために、声調記号付き
母音を入力する機能は無くても差し支えないようにも思われます。
ピンインを表記するための手順は添付の ”声調記号付き
ピンインを表記する手順” に示す通りです。 word2013 の、中国語に対するルビ機能が
完成の域に達したようだとは言うものの、
① 2文字以上の単語で先頭文字以外で軽声になる場合への対応
② 「重」、「長」 の様に2通り以上の読み方が有る場合への対応
に関しては不十分な点が有るようなので注意が必要です。
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