USBメモリ ドライブ文字の固定
パソコンのドライブ文字はフロッピーディスクが 「A:」 、ハードディスクが 「C: 」 と
統一されているのに対して、USB メモリのドライブ文字はパソコンが適当に E 以降を割当てる
ものとばかり思っていましたが、自分が希望する文字を割当てできることが分かり
ました。
その基本は、パソコンのシステム(C:\windows\system12)に入っているソフト
『Diskmgmt.msc(ディスクの管理)』
を使って操作することにあります。 詳しくは、
『外付けドライブ名を固定する方法(https://bacque.biz/archives/5617)』
ほかに紹介されています。
ここで気になる事は、「割当てたドライブ文字を何処で覚えているのか」 です。 色々
失敗を重ねた結果分かったことは、
① 全てのUSBメモリには固有の識別記号が予め付与されている。
② 上記 “ディスクの管理” を使ってドライブ文字を指定すると、このパソコンの中で、
「USB
メモリ固有の識別記号」 に対して付与されたドライブ文字が記憶・使用されます。
従って、他のパソコンででも同じドライブ文字で使いたいなら、そのパソコンにおいても
“ディスクの管理” の操作を行って同じドライブ文字を指定して、「USBメモリ固有の識別記号に
対して付与されたドライブ文字」 に関する情報を共有させる必要があります。 また、1台のパソ
コンで複数のUSBメモリに対して同じドライブ文字を付与すると最後に操作したUSBメモリのみが
有効になり、他のUSBメモリに対して行った指定は全て破棄されます。
「ドライブ」 と聞くとパソコン側の機器のように思いますが、実は、1個1個のUSBメモリが
それぞれ独立したドライブなのです。
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