皆既月食
2018年1月31日の皆既月食は、月と地球の距離が近いス-パームーンであることと、ひと月の
中で2回目の満月となったブルームーンであることとから、ひときわ注目されていたように思われます。
私も野次馬の一人として自宅の玄関先で写真撮影を行い、『赤い月』 の撮影に成功しました。
使ったレンズは焦点距離 :250mm、明るさf :5.6 です。 月食が進むに連れて光の量が減るので、
シャッターの開放時間を長くして対応しました。

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19時59分(1/2000 ASA1600)
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20時57分(1/3200 ASA1600)
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21時26分(1/1600 ASA1600)
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21時45分(1/30 ASA3200)
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22時15分(1/ 8 ASA3200)
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上の写真をクリックすると拡大写真が別窓で開きます。 皆既月食になる直前の写
真(4枚目の写真)の拡大を見ると、明るい部分と暗い部分の境目が青っぽく見えま
す。 これは21世紀に入ってから発見された現象で ”ターコイズ フリンジ”(トルコ石
色の縁取り)と呼ばれています。 地球大気中のオゾン層を通過して青っぽくなった光
が月面に届いているのだそうです。
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