超高圧送電線改修作業
先月、世にも珍しい光景を目にしました。 超高圧送電線鉄塔の改修作業です。
この鉄塔の付近に50年近く住んでいて、送電線に人が乗っていて作業をしているのは2、3回
見たことはありますが、鉄塔の一部を分解して組立てなおす作業は初めて見ました。 これは貴重な機会と
思って望遠レンズを使って写真を何枚か撮りましたが、写真を見て更に驚きました。 なんとサーカスも
ビックリするくらいの離れ業をやっています。
以下の写真をクリックすると新しいタブで大きい写真が開きます。 閉じるためにはブラウザの “✖” で
削除してください。 また、大きい写真で “+” が表示されている虫メガネを合わせてクリックするとさらに
大きい写真が開きます。
 |
完成後の全景 |
工事が終わった後の写真ですが、3段になっている高圧線の一番下でも地上30mくらいかと思います。
高圧線の間隔は7mくらいかと思うので最上段は地上45mくらいでしょう。 こんなに高い場所での作業です。
 |
送電線での作業 |
送電線上での作業をしています。 このような光景はこれまでに2、3回見たことが有ります。 今回は
作業をしている人が多いので不思議でした。 この状態はよく見ないと電線にゴミが引っかかっているのかと勘違いします。
 |
送電線作業 拡大 |
送電線上での作業は、専用のかごのようなものに乗って行っているようです。 しかし、下を見たら目がくらみそうで、
よく仕事ができるものと感心します。
 |
碍子を外した状態 |
数日後気が付いたら、鉄塔の姿が変わっていました。 送電線を塔体から絶縁するための碍子が外されています。
 |
腕木を外した状態 |
更に数日後、碍子を支持する腕木の部分も有りません。
 |
高所作業全景 |
気が付いたら、元の姿にだいぶ戻ってきていました。 大勢の人が地上30mを超える高所で作業をしています。
 |
高所作業 拡大1 |
高所作業を詳しく見ると、かなり怖い状況です。 望遠レンズの効果で近くに見えますが、
あくまで地上30m~45mでの作業です。 見ているだけでも足がすくみます。
 |
高所作業 拡大2 |
中段の腕木からロープでぶら下がっている人も居ます。 全くサーカス顔負けの離れ業です。 事故が無いように
祈ります。
|